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プロ野球が生き甲斐

吉見一起 2015(中日)【パワナンバー・パワプロ2022】

吉見一起(よしみ かずき,1984年9月19日-右投右打)

金光大阪高-トヨタ自動車-中日(06~20)

背番号:19(06~20)

2015年成績 防0.94 3勝0敗

パワナンバー 13400 81104 28960

エース復活も束の間

抜群の制球力を武器に通算90勝を挙げた竜の精密機械。通算での与四球率は1.55と圧巻。2011,2012年と二年続けて圧倒的な成績を残したもののその代償は大きく2012年には二度の離脱、そして2013年に右肘の状態がさらに悪化しTJ手術を受けることになった。翌年もマウンドには帰ってくるものの右ひじの状態はやはり思わしくなく苦しい日々が続く。そんな中迎えた2015年。4月1日の巨人戦で708日ぶりの勝利を六回無失点で挙げるとその後も快投を続け開幕から25イニング連続無失点を記録する。中日ファンが待ちわびた黄金期のエース復活は近いように思われた。しかし5月30日の日本ハム戦、右肘の張りのため3回で緊急降板するとそのまま登録抹消。すぐに一軍のマウンドに帰ってくることはなく復帰登板は8月5日のDeNA戦。彼はこのときある決意を込めてマウンドに上がる。「もし、この試合で投げて痛みが出るようなら、引退しようと決めていたんです。また、1からリハビリをやる気にはなれなかった。」彼の右肘には激痛が走った。吉見一起は引退を決めた。

同年8月26日父の秀和さんが亡くなった。この悲報が吉見の運命を変える。「父が亡くなったことで、気づいたことがあったんです。誰でも、今日を最後に死ぬかもしれない。今日を最後に投げられなくなるかもしれない。だったら、今日が最後だというつもりで投げてみようと、思えたんです。」彼は痛みの原因となっていた癒着した神経を剥がす手術を受けた。何度転んでも起き上がる、「一起」の野球人生はまだ終わらない。

【一言】

立ち上がり○:離脱をした理由が序盤から飛ばしすぎたこと。1,2回は点を取られていない。

寸前:5,6回の失点以外ほぼ点を取られていない。ギリギリで戦ってる感も出るかなと。

やっぱりいい名前ですね...(泣  この裏話は知ってる人が少ないんじゃないかなと思って気合を入れて書きました。続編もあるかも??

【吉見選手コメント引用元】

number.bunshun.jp

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